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大学の卒業制作として作られたSamorostにより、ポイント&クリック型のFlashゲームで一躍第一人者となったJakub Dvorsky氏、2003年には同氏の母国でもあるチェコ共和国において10名のスタッフから構成されるAmanita Designを設立、シュヴァンクマイエルやカレル・ゼマン、ヘルミーナ・ティールロヴァー、ブジェチスラフ・ポヤルといった作家にも共通したチェコのお家芸とも言える、幻想的且つまるで細密画かのようなテイストのFlashゲームやアニメーション等をコンスタントにリリースしてきました。

そんなJakub Dvorsky氏の最新作「Machinarium」のリリースが10月16日に決定されプレオーダーの受付を開始しています。対応プラットフォームはPCとMACで予約価格は17ドル、通常価格は20ドルとなっており、プレオーダー特典として5枚の高解像度な画像と5曲のMP3トラックが設けられています。またこれまでの作品の様にブラウザで遊ぶ事ができるデモ版もリリースの予定があるようです。本日はこの魅力的なMachinariumのプレビューをまとめてお届けいたします!
MachinariumはJakub Dvorsky氏のこれまでの作品の集大成とも呼べるタイトルで、これまでも他に類を見ない緻密な世界観の構築が特徴だった同氏のタイトルですが、Machinariumではそれらを軽く凌駕する圧倒的な作り込みが実現されており、カットアップアニメーションによるキャラクターの表現や、複雑になったパズル、そして多くのアイテムがゲームを飾っています。
タイトルでもあるMachinariumというのはロボットだけが暮らす奇妙な、そして錆付いた町です。主人公であるジョセフ君は町外れのスクラップ置き場に捨てられていたロボットで、物語はジョセフを酷い目に遭わせた「黒い帽子協会」に会うために町に戻るところから始まります。

町では「黒い帽子協会」が統治者の住まうタワーを爆弾で破壊しようとしており、それらを食い止め、ヒロインのロボット少女を助けたりと、これまでのタイトルに比べ非常に判りやすいストーリーが存在している事が判ります。さらにロボット達の心理描写やヒントなどが新しく盛り込まれたカットアウトアニメーションにより表現されており、こちらもこれまでの同氏のFlashゲームに比べ、よりディティールのはっきりした物を目指した事がよく感じられます。

Machinariumを含め同氏の作品の大きな魅力はやはり圧倒的なクオリティのアートワークとも言えるかと思います。公開されているラフスケッチやアイデアノートからは非常に強度の高い世界を具現化している様が伺え、幻想的であるという事がいかにしっかりしたディティールから成る物であるかがひしひしと感じられる物になっています。また同様に重要である音もSamorost 2でコンポーザーを務め素晴らしい音楽を手掛けたFloexが引き続いて担当しており、こちらもクオリティの高い物が期待できそうです。
Machinariumのリリースは10月16日、公式サイト以外にもSTEAMやDirect2Drive、ImpulseとGamersGateでも販売が予定されています。最後にJakub Dvorsky氏の手によるMachinariumのラフスケッチやアートワークの数々をご紹介いたします。たっぷりと堪能しながらあと半月と迫ったリリースを待ちたいと思います。











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